カテゴリ:仕事の風景( 106 )

図面の製本。一冊の本のように。

家づくりにあたり、毎回契約図面を製本してお渡ししています。
自分用にも現場で持ち運ぶのに同じのを一冊。
最近はPDFにしてケータイやiPadで確認することも多いけど、実体としてあるのもなんか嬉しい。
オーナーさんも、世界で2冊しかない本をもらって嬉しい…はず。
この製本作業は手作業なので、正直少し時間がかかる。
だけど、これをやっている時は、もらった時嬉しいかなぁ…って想像しながらやるのが楽しいし、なによりこの現場への心のスイッチになっています。
後は自己満足。自己満足で喜んでもらえたら最高だな(笑)
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完成後、祀ってくれてるオーナーさんもいます。笑

by kurashi-no-kobo | 2018-04-17 14:47 | 仕事の風景 | Comments(0)

定期メンテ巡りで新潟市へ。

土曜日は定期メンテ巡りで新潟市へ。
新潟にある二つの住まいの定期メンテ。
2年を迎えた「ソトとナカをつなぐ住まい」と半年が過ぎた「ケヤキ下の小さな住まい」へ。
今年の雪は新潟市内でも予想以上に多く、植栽が所々折れてしまったようで…
少しかわいそうだけど、雪国の樹木はここから新しい造形になっていくことでしょう。
みなさん住んでいて手を入れたくなるのは外部周り。庭。
庭には終わりがないので、手をかける楽しみを感じているようです。

ケヤキ下の小さな住まいは、今年、サクラの写真を撮影したいと思っていました。
高田のサクラはすでに散ってしまったけど、かろうじて新潟のサクラは残っていたので、なんとか撮影。
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外壁は色の変化を感じることができました。
というより、無塗装の木塀の変化に驚き。
もうすっかり、外壁と馴染み色合いに。
全体的に同じ環境になる塀は、環境の違いがないから全体的に綺麗に変化しています。
竣工時より落ち着きが出てきました。
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サクラを室内から。
こればかりは肉眼の方が綺麗に見える…
写真の腕が肉眼を再現できません。
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玄関はモノが置かれ、なんかお店のような雰囲気(笑)
奥のライブラリーでは、ギャラリーのように使えそう…って話していました。
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隣の公園からたくさんの植物が越境してきます。
紫や水色の小さな花をつける雑草。
これはこれで美しいから、雑草とうまく付き合いながら管理したいとオーナーさんと話しました。

雪の多い冬を越え、いろいろと春を見ることができ、春を感じて暮らしているようです。

by kurashi-no-kobo | 2018-04-16 16:46 | 仕事の風景 | Comments(0)

西本町の家がスタート。

着工へ向けての準備が整った新しい現場。
「西本町の家」
かなり目立つ立地のため、工事が少し気を使うかも。。。
安全に作業を行うために、いろいろと計画していきたいと思います。
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今回の住まいは、大型ショッピングセンターに隣接し、終日にぎやかで夜間も明るめな環境の中、どのように良好な住環境をつくるかを考えました。
今まではソトへソトへと意識していた住まい方を、ウチへウチへと内包するような、内部空間に意識をおいた計画になっています。
しかし、ただウチに篭るのではなく、しっかりとプライベートを確保したソト空間をつくり込む、暮らしの工房らしさのある家づくりを実現。
ウチとソトの関係をより快適に実現するようにしました。
庭などを含めた外部空間では、所有しているお庭の浅間石などを再活用するために移設も計画中。
新旧を感じられる好ましい住まいのあり方を実現します。

光の取り方や冷暖気の広がり、内部空間の変化をもたらすために吹き抜けを持ちながら、許容応力度計算で耐震等級3の性能を有する安全性も兼ね備えた住まい。
ここ何棟かは耐震等級3を意識して設計しながら、設計感覚もだいぶ養われて来ました。
無理なく、自由度のある耐震等級3を標準仕様とすることが可能になっていると思います。
断熱性能は、UA値0.34のHEAT20G2グレード。
イニシャルコストだけでなく、ライフサイクルコストを考えるとコストパフォーマンスの高い住まいになっています。

先日は地鎮祭も終え、着工へ向けて準備をしている段階です。
完成は10月中頃。
上越地域で、一歩先を目指した住まいづくりで、安心安全、快適、豊かな住まい環境、地域環境を実現していきたい。
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暮らしの工房 岡沢公成
住所:〒942‐0082 新潟県上越市国府3-6-35まほろば館Ⅱ-A
TEL:025‐512‐7546 FAX:025‐512‐4182
Mail:kurashiko@kurashinokobo.com

by kurashi-no-kobo | 2018-04-11 11:38 | 仕事の風景 | Comments(0)

敷地と太陽と軌道。

敷地を見に行く時の必需品はいろいろとありますが、お日様(お月様も)を見るアプリも存在します。
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冬至近くの太陽の位置。
南面が迫っていても吹き抜けからは10:00以降バッチリ陽が入りそうだな。とか、夏はしっかり遮蔽できそうだな。とか、必要な情報が簡単に入ります。
土地を探すときにもとっても便利なアプリです。
写真撮影の時も、お月見も、運動会の時間別に日陰を予測するにも、屋外スポーツにも一役買いそうなアプリ。

by kurashi-no-kobo | 2018-04-10 13:07 | 仕事の風景 | Comments(0)

サクラ下の平屋の桜。

桜が開花してからあっという間に咲き乱れている上越市。
事務所近くの桜も8分咲きに近い状態に。
これから数日は天候もよくないらしいので、今行くしかないかと、サクラ下の平屋の外観写真撮影に。
こちらの桜はまだ5分咲きぐらいか…満開までもう少し猶予がありそうなので、また出直します。
あたりはあっという間に春です。
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サクラ下の平屋のポイントになっている桜は、隣地に植わる借景。
既存の住宅地と新しい住宅地の境目にある桜の役割りは密かに大きいと思っています。
平屋は暮らしやすい。
桜は建物で遮らず新旧をつなぐ。
住まう人も周辺に暮らす人も、みんなが気持ちいい環境。
みんながwin-winの関係を家づくりでは築きたいと思っています。
〇〇さんがここに住んでくれて良かったと思える家づくりも大切です。
逆にやりたくないのは、太陽光発電優先で北に向かって目一杯高く張り出して、お隣さんの大事な南側を影で埋め尽くしちゃうような「自分だけよければいい」という家づくり。
そういうのは結果、関係が悪化して誰も得しない家づくりになると思っています。
自己的でも利他的でもなく、双方に良い関係が、家づくりの基本だと考えています。

by kurashi-no-kobo | 2018-04-03 11:28 | 仕事の風景 | Comments(0)

住まいと家具をもっと身近に。

毎度家具でお世話になっているアメニティーショップアイさんにて打ち合わせ。
面白いプロジェクトに参加させて頂きます。
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どんなことになるかの経過は、進行状況に合わせて報告することになりますが、今日は構想を打ち合わせ。
今でも暮らしの工房には欠かせない家具屋さんですが、さらに唯一無二の存在になることでしょう。
家具をもっと身近に感じられるように、空間をもっと豊かに感じられるように、住まいと家具の隔たり、境界線を取っ払うそんな取り組みになればと思います。


by kurashi-no-kobo | 2018-03-27 13:31 | 仕事の風景 | Comments(0)

先週末はサクラ下の平屋の引渡しを。

先週末はサクラ下の平屋の引渡しを。
毎回だけど、出来上がってから見学会をして、バタバタと完成の余韻に浸る余裕もなくオーナー様の元へ渡っていく。
今回の見学会は、嬉しい事に全枠が埋まり、ゆっくり浸る余裕すらなかった。
そんな中、オーナーさんから、「引渡し後、新居でお昼を食べませんか?」とお誘いしていただいた事がとても嬉しかったです。
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真新しいテーブルを囲み、小一時間。
思い出を振り返るようにお話ししながらご飯を食べる時間が、とてつもなく嬉しい。
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「家づくりが終わってしまって寂しくなる…」
というオーナーさん。
イヤイヤ、家づくりはまだまだこれからなんです。
人の営みが馴染んできて、ようやく住まいとして完成するし、メンテナンスをしていくことが家づくり。
素材が経年変化し、表情が新築時のように留まっていないから、どんどん深みが出る家づくりなんです。
そんな話をしながら、ちょうどその日に頂いたつなげあう高原の住まいのオーナーさんの写真を見せていました。
家づくりは終わらない。
造り手のバトンが変わっただけです。
名残惜しいの半分、これからどのように変わっていくのか楽しみ半分。
家の変化を感じられるのも、造り手としては嬉しいです。
オーナーさん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

by kurashi-no-kobo | 2018-03-19 13:05 | 仕事の風景 | Comments(0)

プロに仕事を見てもらうことで。

昨日は日頃から情報交換させていただいている、工務店仲間の方達をお招きしてサクラ下の平屋へ。
関東は所沢、高崎、北陸は砺波、県内は新潟からと集まっていただき、仕事を見ていただき反省会。
プロに見ていただくことでたくさんの気づきやアイディアをもらえます。ありがたい。
だいたい難しく悩んだところを、皆さん見抜き質問したり会話したりするので、考えの経緯を話しながら今後に生かされるのです。
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大工さんの技術と仕事を褒められたのはとても嬉しい。
「よくやったね。これ。」と。
詳細図面描いて、「今回こうやって描いちゃった。難しければいいですよ。変えるので。テヘペロ(笑)」
って渡した、地味だけど難易度高い納まりを見事にやってのけた大工さん。
感謝しかありません。
しっかりとプロは見てくれるので、やっぱり手は抜けませんね(笑)
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そして高田の夜へ。
工務店経営から現場管理、設計、仕事、暮らし、建築にまつわるあらゆることを語り合うとあっという間に時間が過ぎ去っていくのでした。
楽しかった!
奥から、所沢のこなから建築工房・藤岡さん、高崎のほしかわ工務店・干川さん、砺波のフラッグシップ・橘さん。そして私、暮らしの工房・岡沢。
新潟から見にきてくれた山川建築事務所・山川さん、丸正建設・古俣さんもありがとうございました。
次は砺波フラッグシップさんの面白いリノベーションを見に行きたい‼︎

by kurashi-no-kobo | 2018-03-16 15:14 | 仕事の風景 | Comments(2)

サクラ下の平屋の家具搬入。ウォルナットの王様感。

サクラ下の平屋はオーナーさん発注の家具を搬入。
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初めてウォルナットの塊が空間の中に入りましたが、その王様感にあっという間に空間を支配された感覚に…
褐色の王様は木目が美しくとても人気がある樹種。
なんだけど、なんとなく無意識に自分が選択する時に避けていたのは、圧倒的存在感に未熟さが露呈してしう恐れを抱いていたんだろう…
未熟者が触ってはならない禁断の樹木だと!!
まるで初心者がリフトで一気にてっぺんまで連れてこらされたような感覚に(笑)
この王様に負けない強い空間を作らなくては!と、勉強になった。

決して今までウォルナットを使ってこなかった訳ではないけど、トイレのペーパーホルダーとか、小物系にはよく使っていた。
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今まで豆アジの唐揚げみたいなモノしか料理してこなかった料理人が、突如マグロ一本をまな板の上に乗せられて捌いてみろと試された感じが、家具が入った時のインパクト。
それだけウォルナットって強さのある材料だってことです。

さて、ここからは少し本音の部分も。
上記したことはもちろん本音中の本音だけど…
実はウォルナットについては勝手なイメージであまり好印象を持っていなかった部分もある。
材料、木目、色合い、風格、(価格も)は立派なのに、なぜだかチープさが拭えない。そんな印象を持っていた。
人気がありすぎて、住宅情報誌のどんな住まいにも置かれているからか?
そんなことを、家具を持って来てくれたアメニティショップアイの店長、新井さんと話していたら、その原因を教えてくれた。

なぜだかウォルナットなのに着色して色を均一にしてしまうことが多いらしい。
最高級の大間のマグロに、マグロの良さを引き立たせない味付けをしてしまっているものが世にははびこっているようだ。
なるほど!それがウォルナットに感じるチープ感だったのか。

でも、さすがアイさん。
アイさんオリジナルのテーブルは、着色せずにウォルナットの木目の美しさを活かしてくれている。
そこにはウォルナットの王様感が存分にある。
だから空間に入った瞬間にひれ伏してしまったんだ。
イメージしていたチープさなんて微塵もないんだから…

キングウォルナット、カッコイイです。
いつかはこのウォルナットに負けない強い空間が作れるように精進しよう。
今回のところは負けを認めようではないか(笑)
でも、次会う時は「素敵なテーブルですねぇ」と、いの一番に言われる前に「素敵な空間ですねぇ。へぇ〜テーブルはウォルナットかぁ」と、なってみせよう!!

そんなサクラ下の平屋。
テーブル見学会…もとい、住宅見学会も、ここ数日で予約申し込みが増えて来ました。(よかったぁ…)
残り2日間合わせて4組程度(時間外の調整は可能)です。
3/10(土)、11(日)それぞれ2組ずつです。
ぜひテーブルを…住宅をこの機会にご覧下さい。
そして、暮らしの工房の打倒ウォルナットへのスタートをご覧下さい(笑)



by kurashi-no-kobo | 2018-03-06 14:47 | 仕事の風景 | Comments(0)

繰り返す技術。家づくり。

よく仕上げに採用する、洗い出し仕上げ。
普通にコンクリートを打つよりも手間がかかる上、職人さんの技量も要求される。
毎回繰り返すことで、どんどん上手くなっていく。
キレイに仕上がりました。
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毎回違ったことを要求されがちな建築という仕事。
毎回違ったつくりでは、毎回が初めてになってしまい、なかなか技術の積み上げがうまくいかない。
そんな業界の救世主的役割が既製品にはあるのかもしれない。
いろいろなことが簡単に可能になった分、経年に耐えられないモノが増えたり、陳腐化してしまうモノばかり。
決して手に入れたかったモノとは違うモノではないのか…って思います。
それには職人さんの技術は必要なくなってきて、誰でも出来るようになり、誰でも出来るということは技術へのコストは安くなる。
安くなることで職人さんはたくさんの仕事を回さなければ成立たたないので、どんどん仕事を取らなければならない。
成長が見込める業界ならそれもありだろうけど、住宅余りが社会問題化している現代ではもはやムリゲー状態。
住宅会社も着工数の競い合いでは、疲弊していくだけだろう。
誰かがババを引いてしまう家づくりはやめにしたい。
そういう想いもあり、暮らしの工房の家づくりがあります。
設計も現場も常に積み重ね、今までの延長上にありながら、技術を上書きして研鑽していく。
その中で少し新しいことを取り入れながら、それも次へと続けていく。
そうやって良質な住宅を残していくことが次世代への会社の在り方です。

暮らしの工房を初期から見ているオーナーさんからは、どんどん洗練されてきている様が見て取れると感想をいただき、とても嬉しく思います。
まったく別モノではなく、それぞれの家の延長上であることが実感できて嬉しいのではないか?と勝手にいい風に想像しています。
まだまだ成長過程(笑)の会社。(建築家の伊礼智さんからは、設計で成長出来るのは45までだよと言われているので、まだ8年ほどもある)
どんどんいい家づくりをしたいなぁと思います。


by kurashi-no-kobo | 2018-02-25 06:02 | 仕事の風景 | Comments(0)


新潟県上越市で住まいをつくる暮らしの工房の、家づくり、暮らしづくりのあれこれや日常の記録


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