カテゴリ:家づくり教室( 23 )

サクラ下の平屋。インテリアについて。

サクラ下の平屋は内装も仕上がり始めてきました。
住まいを計画する時にインテリア(内装)というのは居心地に大きな影響を与えると思います。
見た目がクール、カッコイイ、カワイイ…イロイロ思いはあるかと思いますが、暮らしの工房ではそういった形容詞で決めるのではなく、その場の暮らしに沿う、心理に沿うように家づくりをしたいと考えています。
今日は寝室が仕上がって来てました。

この寝室で営まれる暮らし。
寝る。起きる。
寝る時は穏やかな気持ちでその日を終えたい。
起きる時は爽やかに優しく目覚め一日をスタートしたい。

そんな寝室の暮らしの在り方を考えながら、どんな空間ならそんな心理になるだろうか…どんなインテリアなら実現できるだろうか…そんな考えの元、出来上がった空間です。
表面上はなんとでもなる現代の家づくり。
だけど、本当に真剣に家づくりを考えた場合、表面上ではなんともならない状態で、空間、構造、形状、異種の材料との関係、無数のことを整理しない限りは本質は解決しないと思います。
「わかりやすい」を届けることで人は簡単に手に取ることができるでしょう。
だけど「わかりやすすぎる」とプロの経験値など無用で一気に陳腐化します。プロも勉強しなくなります。する必要性がなくなるから。
そんなモノが山ほどある世の中。
「わかりやすすぎる」は大資本に任せておいて、私は暮らしの工房のフィルターを通して難しい事柄を「少しでもわかりやすい」状態に持っていくことにします。(この言い回しほどわかりにくいものはない…笑)

寝室はフワッと優しく包まれる中で寝起きがしたい。そんな空間を実現しています。
言葉や壁紙サンプル、CGではわかりにくいこれらのことを、見学会でぜひ体感して下さい。
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設計、構造、大工さん、内装屋さんみんなが苦労している空間。
できてしまえばなんてことないのですが…
大変そう…って意識されると寝起きが辛くなるから、さらっと痕跡を消して。
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仕上がると光の入り方が変わってくる。
そんなことを意識しながらインテリアも決めています。
ボード下地から仕上げに変わると一目瞭然。
この瞬間がドキドキワクワクです。

上記した意図は、正直設計中に理解してもらうことは難しいことかもしれません。
イメージするにも限界はあるし、イメージには建築に費やした時間や体験が必要になります。

見学会はそんな体験ができるチャンスです。
家づくりに関わるあらゆることを、時間の許す限りお伝えしたいと思います。
予約制見学会に参加したからといって、囲われる訳ではありませんし、その後の営業はしておりません。
弊社からのプッシュが欲しい方には申し訳ありません。
ぜひ自ら、メールの送信や電話、玄関インターホンをプッシュして下さい。

ですので、お気軽に見学会のお問い合わせにプッシュして来て下さい。

by kurashi-no-kobo | 2018-02-21 11:31 | 家づくり教室 | Comments(0)

サクラ下の平屋@上越の現場で気密測定。

サクラ下の平屋@上越の現場で気密測定。
気密測定は、家の中にどの程度隙間があるかを測定する。
家を密閉し、ファンを設置。
家の中の空気をファンで外に出して家の中を負圧の状態にします。
負圧にするとどういうことが起こるかというと、空気はバランスを取るために入れる隙間を探して外から空気が家の中に侵入して来る。
隙間がなければ一方的に空気が出され、家の中は真空状態になり息苦しくなる…なんてことはなく(超強力なファンならありえるのか?)空気はバランスを取るので入って来なければ出ることができない。
そのようにして換算値を用いて家の中の隙間を測定します。
その機械(ファン)が写真です。
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鼓のような形をしています。
測定は機械を使って強制的に空気を送り出しますが、暮らしの上、住まいでは換気扇がその役割を果たします。
排気と吸気が必ず家には着くので、出るところ入るところがしっかり決まっていれば(隙間がなければ)、その動きをコントロールすることも可能になります。
計画的に換気をするには気密の値(C値)が1.0を切ることが必要だとのこと。
気密を取ることは家の空気の動きを手中に納めることなのです。

それだけではありません。

空気は温度が上がると膨張し軽くなる特性があります。
その原理を使ったのが熱気球。
家の中で暖房して暖かくなった空気はパンパンに膨れながら上昇します。
家に重さがなかったらカールじいさんの空飛ぶ家状態です。
その暖かくなった空気は隙間がなければ家の中に留まり、暖かい家の中が実現します。
隙間がある場合は、暖かく軽くなった空気上昇し、パンパンの膨れ上がっているので家の上部で逃げ道を探して外へ出て行きます。

ここで上記した内容が出て来ます。
出たら入る。法則。
暖房期の冬。暖かくなった空気は上から抜け、抜けた分重たく冷たい外の空気が下の隙間から入ってくる。
これが、とても不快な隙間風てやつです。
いくら断熱性能をあげて、壁や窓から熱が逃げなくても、直接空気のやり取りをしたのでは一向に暖まりません。
だから断熱と気密はセットで考えなければなりません。
リフォームの場合は、気密をしてあげるだけでも効果はあると思います。
建具の隙間を塞ぐ品物がホームセンターなどに販売されているのはそのためです。
気密って住まいでは重要なのです。
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そんな現場の気密測定。
結果は0.4。
暮らしの工房アベレージ。
しっかりと結果を残せています。

そんな気密。
家の中の空気が汚れてしまったらいけません。
開放型のストーブは使えない。
室内で焚き火をしているようなストーブは控えましょう。
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事務所のアラジンストーブ。
夕方ぐらいにはクラクラします(笑)

by kurashi-no-kobo | 2017-12-11 15:15 | 家づくり教室 | Comments(0)

家づくりの色の決め方。

先週家具打ち合わせをして、標準仕様といってもいいほど定番化しているオリジナルソファのファブリックの候補を決めました。
ある程度要素を絞って、空間に合う素直な配色をご提案し、その中から見て頂きます。
今回は使ったことがない新色の茶系をチョイス。
少し大きめなサンプル生地をとって、最終確認します。
なかなかあたたかみがあり、落ち着きもありいいのではないでしょうか?
色の見本の小さな切れ端よりも、面積が大きくなると明るめに感じてしまうのが人間。
そんなことを考慮しながら考えていきます。
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家を建築する上で、こういった色の確認をする時がたまにあります。
暮らしの工房では使うことがないですが、いろいろなバリエーションを揃えたビニールクロスや、窯業系などの外壁、シート張りされた建具など、既製品などを使う家づくりでは山ほど色決め致します。
この業界に入った頃は、そんな色決めばかりで、家づくりってなんなんだろう…って思ってました。
いいとも思えないものを、ただ表面上の色やプリントだけで提案して決めていただく。
提案する方も、選ぶ方も、一見、さもわかったふりをして、納得して選ぶ。
自身を持った人であれば、「センス抜群なコーディネーターです」と自身満々なオーラで誘導していくのであろうけど、そもそも擬似製品では出来上がると結局、残念な空気感にしかならないから、そんなやりとりが苦痛でしかなかった。そんなものを見ても自信にはならなかった。
そんな色決めだらけの家づくりがいいと思えてないし、どう頑張ってもカッコ悪いのだからなおのことです。

だからこそ今私が行う家づくりは、暮らしの工房の正解を持ってのぞんでいます。
それは市場に用意された商品の中から正解を導き出すのではなく、暮らしや生活、環境において必要なことや素直なことが正解となるように。
素材は素直か?色の役割はどんなことか?形は簡素か?材料の特性は?など、感覚とは違うところで正解を求めるようにしています。

そうすることで、コントにありそうなお互いわかった風のやりとりで取り繕わなくてもいい。

何より「飽きのこない」というのは、無難が一番とか単純なことではなくて、多角的に理由づけされた根拠があることが大事であると考えています。
普遍的な住まいを目指すにはなくてはならないことです。


by kurashi-no-kobo | 2017-11-15 09:21 | 家づくり教室 | Comments(0)

家づくりをソトから考える。

暮らしの工房の家づくりでは、家単体で考えるのではなく周辺を取り巻く環境や外回りを含めてトータルで計画します。
それは、どのように暮らせる住まいがほんとうに心地よい家なのか?
ソトとの距離感(物理的、心理的)はどのように築いたらいいのか?
ソトからナカへどのようにつなげるか、ナカからソトへどんなことを取り入れるかを考えながらトータルで家づくりを提供しなければならないと考えているからです。

計画時には模型を作りますが、家単体だけ考えていてもイマイチよくわからない…というか全くよくわからない。
なんでこんなカタチなのか?
なんでここにリビングがあるのか?
なんで窓がここにあるのか?
などなど、家単体で考えても成立しない。
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ソトを考えるということは、家づくりの第一歩。
どのように帰ってきたら便利で気持ちがいいのか?
出かける時は不便でないか?
周りの人や建物からどのように見えて、プライバシーが守られるのか?
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そういった多くの課題から家の在り方が決められていて、ソトから影響を受ける要素がたくさんあります。
誰もが大草原の何もないようなところで家を建てれるわけではありません。
それぞれ課題を持った敷地に合わせ、課題を解決して心地よい住まいに導いて行くことが、家づくりでは大事なことだと、暮らしの工房は考えています。

by kurashi-no-kobo | 2017-11-09 14:45 | 家づくり教室 | Comments(0)

窓辺の居場所。

窓辺の居場所ってとても心地よいと思っているので、とっておきの場所には何かしらの仕掛けを施します。
気持ちのいい場所を見つけて過ごす猫のように、家の中にその時その時の気持ち良さを作れたらいいなと思います。
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ケヤキ下の家では隣の公園の連なる桜がみれたり、緑を感じたり。
窓辺って実は過酷な環境きなりがち。夏は暑かったり、冬は結露したり、冷気が空気を動かしたり(コールドドラフト)。
というのは以前の話。
的確に性能のいい窓を選択すれば、温度差がなく結露を防いだり、冷気をつくらずマイルドな環境になるので窓辺は四季を通じて気持ちがいい場所に様変わり。
断熱性能の高い窓は省エネが謳われていますが、省エネはもちろん、窓辺の気持ち良さを得るためには欠かせない。
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そんな高性能の窓で実現したのが、つながる高原の住まいの雪景色。
ぬくぬく暖かい部屋の肘掛窓で雪景色を眺めるのはこの地域にあるべき暮らしの姿だと思っています。
そのためにも、窓の性能はもちろん大事ですが、それだけではダメで、設計による窓の取り方はとても大切。
四季を感じる暮らしは、エアコンの我慢や寒さの我慢比べではなく、視覚的に、精神的に気持ちのいい暮らしをつくることだと思っています。
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窓辺のインテリアというと、カーテンの柄だったり、生地だったりと、なんとなく野暮ったい感じがするので、そんなモサモサした主張の強いものはやめてサラッと障子にしてしまうのもいいと思います。
障子は光を柔らかくしてくれるので、ディスプレイが綺麗に見える。
そんなにうまく暮らしを彩るディスプレイは出来ない…という人はソトの庭木の影絵が絶妙な柄となって映し出されるのもいいと思う。
窓辺を大切につくるように暮らしの工房は考えています。
それは、断熱性能オンリーではなく、人の暮らしとして考える家づくりでありたいと思っているからです。


by kurashi-no-kobo | 2017-10-02 11:01 | 家づくり教室 | Comments(0)

LEDと白熱球。

電球も日進月歩があるこの頃、住宅に使う照明器具も電球の選択肢が限られています。
大手メーカーの照明器具の電球がほぼLEDに変わって、いいことなのか、悪いことなのか…
「LEDの光は目が痛い。刺さる感覚」という声もちらほら聞こえ(わからなくはない)、振れに振れた反動で白熱球の良さも見直されたり。(ビール、発泡酒、第3のビールみたい。)
LEDは長寿命というけど器具と一体型も多く、LEDは切れなくても周りも基盤などが故障する方が早いなどの声も聞く。
まさに今、LED一体型のスポットライトの不良(全て同じ器具)が出て、交換しなければならない状況です。
なんで一体型なんだろう…メンテ出来ないし。
と、デメリットばかりが出てしまいますが、LEDのいいところももちろんたくさんあります。
まずは消費電力が少ない。従来の電球の1/10ぐらい。
消費電力が少ないから電球が熱くならない。夏場はいい。
長寿命というのはしれているところ。
当初は演色性が悪く、気持ち悪い寒々しい色味だったのが、かなり改善されて暖かみのある光に変わってきた。

気づけば事務所内の照明器具もLED化されていました。
もっとLEDが使いやすくなるといいのでしょうが(一体型はやめてほしい)まだまだこれから可能性を秘めた光なのでしょう。
省エネ関係ならLED、ご飯を美味しくは白熱球の構図はまだ変わらないかな?
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で、蛍光灯はどこへ行った…
発泡酒あつかいだなぁ…

by kurashi-no-kobo | 2017-09-28 12:20 | 家づくり教室 | Comments(0)

家づくりの選び方と分かりやすさ。

サクラ下の平屋@上越は基礎工事へ。
その基礎工事の間に私は、できる限り詳細図面、いわゆるディテールというやつをいそいそと書いています。
詳細図は料理人で言ったら、そのお店の個性、味を決める調味料や食材のカットの細かな考え方と言ってもいい。
どんな味加減でどんな食感を与えたいか?そんなつくる人の人なりが出てくる部分。
この部分は、住まい手さんが細かく指示を出す部分でもなく、打ち合わせもするところではない部分ですが、暮らしの工房の家づくりではかなり重要な部分だと考えています。
こういうと勝手にやるとイメージつくかもしれないけど、上記した通り、お店の味を決める部分だから。
料理屋さんへ言って、注文時に塩はどれぐらい、出汁の濃度はどれくらい、どの順番で合わせて、火の通り加減がどの程度で、食材の切り方、盛り付け方はこんなんで。って注文しないでしょ?
もはやプロでしか分かり得ない領域のため、自分の考えが如実に現れる部分なので、ここは絶対に手を抜けないところ。

この仕事をするかしないかで、どんなお店なのかは想像できると思います。

打ち合わせを必要としない部分なので、省力化しようと思えばできるのです。
それが既製品を使うということ。
レトルトのカレーに、ビーフかポークかチキンかを選ぶように。
湯煎するハンバーグに、どんなソースをかけるか選ぶように。
そのようにすることで均一に安定した味を、簡単に誰でも提供することができる。
家づくりでもサイズの決まったドアなどを選んで、色やデザインを住まい手さんに決めてもらい、現場ではめ込むことでややこしい詳細を考えることなく簡単に納めることができる。
誰でも似たような味を作ることができるのです。
レトルトは使わないけど、出汁を取らないでいい化学調味料を使う少しだけこだわり派もあるし、自分の味で、ていねいな仕事で勝負するところもある。
どれが良い悪いではなく、消費者がしっかりと見極めて選択すればいいと思います。

住宅の場合の見極め方は図面の量で判断するのがいいのかもしれません。
中身は分からなくても、細かなところの図面があるのか、既製品の選択肢の図面なのか、そんなところがそのお店の味だと思います。
それらを見せてもらって、どんな家にしたいかで選択するのがいいと思います。

料理屋さんも住宅屋さんも、自分のお店で出したいもの、提供したいもの、提供できるものがあるので、情報を取得することが大事だと思います。

そんな少し分かりにくい家づくり。
少しでも分かりやすく伝えるためにあの手、この手を使ってお伝えするのですが、手のきくサクラ下の平屋@上越のオーナーさんが、外観のCGを作ってくれました。
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こんな感じで実際の現地写真と合成して。
こうすると建物と周辺敷地との関係が分かりやすくなりますね。
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ファーストプレゼン時には、模型をお見せしている暮らしの工房ですが、模型は食品サンプル。CGはメニュー表にある写真のような印象です。
どんなお皿にどんな色合いので盛り付けされるのかがわかるような。
面白いです。
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さらに、当初私の中でイメージして押していたいた木の外壁バージョンも検討してくれてました(笑)悪くないでしょ?
最終的には塗り壁の外壁を選択されましたが、こういう瞬時に変更しやすいところがCGのいいところ。
分かりやすい。住宅団地に建つ平屋、なかなかいいです。





このブログ記事、何を言いたかったかというと、「模型は食品サンプル、CGはメニュー表だな。」ということに気づいて、それを伝えるために前文で長々と料理屋さんとのたとえ話になってしまった(苦笑)前文8割が前置きの、最後2割が主文って感じです…文章って難しい。



by kurashi-no-kobo | 2017-09-27 09:00 | 家づくり教室 | Comments(0)

引き渡しの日。家づくりを振り返る。

ケヤキ下の家の引き渡しの日。
オーナーさんから問い合わせを頂いて、初めて事務所でお会いしたのが1年2ヶ月前。
いろいろと家づくりのお話をして3時間ぐらい。
その場で「家づくりをお願いしたい。」と言われ、敷地探しからスタート。

後日、購入予定の土地の資料をやりとりしながら、機会をみて確認して、想ったことを報告。
その後、一緒に敷地に出向き打ち合わせをしながら、他にも候補地があると3つほど周り、最下位順位だった今の土地を最後に見る。
土地の制約があり、建物が建てられるかどうかわからないから第3希望にしていた土地。
希望の住まいは難なく建てることができると見て、いろいろな諸事情も考えながら、すぐに不動産屋さんに連絡したのが11ヶ月前。

無事土地の購入を済ませ、いよいよ本格的な設計に入り、ファーストプランを出したのが9ヶ月前。
出会ってからすぐに家づくりを決めて頂いたオーナーさんは、とてもよくコンセプトを理解していただき、ほぼほぼ原型を保ちながら順調に設計を終えて工事が始まった6ヶ月前。

そして新潟通いも慣れた頃に引き渡しを迎えた今日。
振り返るとあっという間だったなぁ。

家づくりはいろいろな想いがあり、いろいろなカタチがある。
そんな想いを大切に家づくりをしたいです。
あっという間と言いながら、時間がかかる家づくりしてるなぁと思う振り返り(笑)
このペースは省力化しない限り変わりそうにないし、そこまでして変える気は無い。
きっとクオリティが落ちちゃうし、見学会で大評判だった職人さんの力が発揮できないのもなんか違う。
求められる暮らしの工房らしさを出すには、今の所設計も現場も手をかけるしかないだなぁ…
他社より時間はかかりますが、そんな家づくりの存在も必要かな?と思うので、ご了承ください。

出会いから1年2ヶ月。
オーナーさんの想いがカタチになって、今日から暮らしの器になります。
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by kurashi-no-kobo | 2017-09-16 09:56 | 家づくり教室 | Comments(0)

庭がつくる影。

庭をつくることでできるメリットはいくつもあります。
隣や周りを気にせずにカーテンやブラインド、障子を開けることができる。
窓際が気持ちよくなる。
瞬間瞬間の移ろいが楽しい。
外観の見た目が良くなるコスパがかなり高い。
など、いろいろと考えられます。

それではデメリットとして。
管理がたいへんそう。
家以外のコストは考えにくい。
冬囲いが必要なのでは。
といったところだと思います。

庭好き工務店、暮らしの工房としては、雑木を使って比較的放っておいても育ちやすかったり、大きく成長しない木を選んだりと、管理のしやすい庭づくりを目指しています。
冬囲いだって特にしなくていい。
枝が折れるのを嫌うのであれば、縄でまとめてあげる程度。
造園家の荻野さんに雪国の庭の管理を質問した時があって、「山の、自然に育っている木は雪囲いとかない。枝が折れたっていい。それが自然の美しい造形をつくるんだ」と聞いたことがあり、なるほどと腑に落ちたことがありました。
日本庭園や鑑賞の園芸品種なら管理を怠ってはならないけど、雑木なら自然の風合いがいい。
ということで、もっぱら雑木の庭を家づくりに取り入れています。

そんな私が庭で密かに好きなところは建物に落とす影。
障子に映ったり、デッキや床に落ちてくる影を見るだけでも癒されるし、天気、季節、様々な条件によって映し出される時間を感じることができるのが影だと思います。
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照明もアッパーで影を飛ばさないように、上から照らすようにしています。


by kurashi-no-kobo | 2017-09-15 09:16 | 家づくり教室 | Comments(0)

2階リビングはありかなしか?

家づくりをするにあたり重要なのがLDKの位置。
これについてはどんな家を好もうとも、誰もが気にする家づくりの主役ではないでしょうか?
当然暮らしの工房でも気持ちのいいリビング、気持ちのいいダイニング、それをとりまくキッチンというLDKを目指して計画しています。
そこで問題になるのがLDKの位置。
通常?通りなら1階LDK、2階は個室となるのが定番かもしれません。
平屋なら全てが1階になるから暮らしやすいに間違いがない。
それでも2階にLDKを配置する家が数多く存在しますが、もちろん、暮らしの工房でも。2階にLDKを配置する意味とはどんなことなのでしょう?


暮らしの工房が2階LDKを選択する時の理由は、ソトとの関わり方にあります。
選択する時の理由としていくつか挙げてみます。

都市型で1階LDKでは大きくひらけない場合。
当社施工エリアでは、あまりこういった環境は少ないですが、周りがキツキツに建物に囲まれた場合、空も取り入れたいとかソトと積極的に関わりたいという理由で選択するでしょう。

遠方に眺望の良い景色が望める場合。
遠方に眺望の良い景色がある場合は、2階LDKの方がワイドに広がり、とても心地よい空間をつくることができると思います。
2階から見る景色は、不思議と遠景でも近くに感じやすいということもあり採用することが多いです。
稜線を望む住まいなんかはこのタイプ。
ゆっくり暮らす家もこのタイプから色々と派生したプラン。
さらに下のラフプランも小高い丘の上にあり、山と町を両方望めることから軸線を決めたプランです。
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遠景が望める場合に似ているけど少し違うタイプとして、1階が閉鎖的で2階に抜けが多く存在する敷地の場合。
この敷地の場合も2階LDKを提案する場合が多いです。
1階では気持ちよく暮らせなくても、2階に上がるとソトとのつながりが気持ちよく持てるだろうと判断した敷地。
9月9日、10日に見学会を開催するケヤキ下の家はこのタイプに近い考え方で提案しました。

住まいの面積に限りがある場合。
このパターンはソトとのつながりよりは、面積上の制限により2階LDKを配置した時に、よりゆったりとした空間になりやすいから提案することがあります。
家の構造上、2階の方が大きな空間を作りやすく、屋根なりの天井になったりと変化に富むことができるので、コンパクトな住まいでも窮屈感が出ないような配慮として2階LDKを選択することが多いです。

LDKのあり方は、周辺敷地と密接に連動させた方が気持ちのいい家になります。
暮らしの工房で大事にしていることは、LDKはソトと関わり、緑が近くにあること。
1階の場合は比較的容易に出来ますが、2階の場合でも緑の関わりを強く持ちたいと思っています。

2階リビングが良いとか悪いとかではなく、それぞれの環境の良さを引き出すために選択することが家づくりでは大事です。
上記したメリットと、いちいち2階に上がる生活がめんどくさいなどの生活上のデメリットの割合を考えた上で、どちらの割合が優勢かを冷静に判断することが気持ちのいい家づくりには大事なことだと思います。

なかなか2階リビングのイメージがつかない。
という方はぜひケヤキ下の家の見学会へご参加ください。


9月9日(土)、10日(日)に予約制の完成見学会を開催いたします。
時間は両日とも
10:00、11:30、13:30、14:30、16:00
ご希望の日時をご連絡ください。
会場は新潟市北区内。ご連絡いただいた方に詳細の場所をお知らせいたします。
お問い合わせください。


by kurashi-no-kobo | 2017-09-01 15:19 | 家づくり教室 | Comments(0)


新潟県上越市で住まいをつくる暮らしの工房の、家づくり、暮らしづくりのあれこれや日常の記録


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