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ていねいな設計を心がける。

サッシ廻りの新しい納まりを考えるべく、サッシの断面模型を持ってきてもらいました。
本来は営業で「他社と比較してウチのサッシはここのつくりが違い、効能はこうです。」とメーカー営業マンが説明するツール。
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そんなツールを借りて実物でサッシ廻りを検討。
10mm、5mmの差が大きく影響してくる建築の世界(ちゃんと設計していれば)。
その差で、モノが納まらなかったり隙間ができたり。
その細かな突き詰めの積み重ねで家ができています。
設計に手を抜かず、しっかり突き詰めることは、普通のことを昇華させ、純度を高めていくことです。

今では普通のことはどんどん簡略化され、既成の木目プリントされたパーティクルボード(木屑を圧縮したモノ)をパチンと差し込めば出来上がる枠があったり、簡単にするために隙間を多く作っておいたり。
簡略化しようと思えばとことん簡略化できてしまうのが今の家づくりです。
それは作り手優先の家づくりで、陳腐化の一途をたどっています。

手間がかからない、材料が大量生産ということで安く出来上がる。作り手は簡単になりコスト競争にも強くなるならとどんどん使っていく。
そんな家づくりを、詳しく知ることのできないオーナーさんたちの住まいとして提供されるのです。

ファストフードのような仕組み、家づくりはそれなりに需要はあるので否定はしませんが、私はそんなの嫌だなと思っているので、できるかぎり人の手でつくられる家づくりをしようと思っています。
ファストフードも好きではないので(笑)
暮らしの工房が提供したい住まいはファストフードではありません。

人の手で作るといっても、特別な、スペシャルなことをしようとも思っていません。
ただただ普通のことをていねいに検討すること。

大根のカタチが崩れないように面取りしたり、味がしみやすいように隠し包丁をいれたり。
ていねいな仕事が、味の決め手となるそれに似ているかもしれません。

細かな設計のワンシーンでした。

by kurashi-no-kobo | 2017-05-31 21:22 | 仕事の風景 | Comments(0)

洋食屋さんの魅力。

富山県美術館には、たいめいけんが入っている。
たいめいけんといえば、タンポポオムライス。
ふわふわの卵にナイフを入れて開く元祖。
食べたいメニューがたくさんあったけど、とりあえずタンポポオムライスにオムハヤシ、お子様ランチを。
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お子様ランチは食べたいメニューがちょっとずつ入ったもの。
これは夢がある(笑)
お子様ランチといえば子供用のメニューかと思えば、レギュラーメニューをちょっと食べするにはちょうどいい。

たいめいけんは老舗の洋食屋さん。
洋食はとびきり特別な料理ってわけではないけど、不思議な魅力がある。
子供心のようなワクワクドキドキがある。
家庭料理を昇華させた感じだからか…何だか和みます。
家づくりもこんな家庭の暮らしをとことん突き詰め高めた空間を目指したい。
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たいめいけん、ネームバリューもありたいへん混んでいます。
名前を書いて小一時間遊んで入ればすぐですが。
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こんなパネルがお出迎えしてくれます^_^

by kurashi-no-kobo | 2017-05-30 20:58 | たべもの | Comments(0)

富山県美術館。オノマトペの屋上。

日曜日はかねてから家族を連れて行きたかった富山県美術館へ。
昨年工事中に、トークイベントで設計者の内藤廣氏の話を聞きとてもワクワクした美術館。
屋上は子供達が感覚的に体験遊べるオノマトペの屋上(子供=未来)
未来を乗せる美術館としているらしい。
美術館の場のあり方にとても強いものを感じ、完成したら絶対に連れて行こうと思っていました。
そのオノマトペの屋上がオープンしたのがGW。
タイミングを見計らって行ってきたのです。
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オノマトペの屋上は、オノマトペにまつわるたくさんの遊具があるとともに、冠水公園、富山のまち、遠景に立山連峰を一望できる。
富山らしさを感じることができる場所。
夜は夜景を見る大人な場所に変わるらしい。
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ホワイエからも絶景が見られる。
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階段がダイナミックにつながり、各階層が一体となっている。
そして立山連峰に向かっている。
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外からも屋上へアプローチできる。
今の美術館は、ただ芸術文化を楽しむ場所ではなく、レストランがあったり、景色を楽しめたり、遊べたり、広く開放された場所になっている。
文化やまちの拠点、場としての役割が期待されていると思う。
上越水族館もそうなると嬉しい。
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内部は地杉が使われているのだろう。
ルーバーとなったテクスチャーが柔らかく包む。
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細かく見るとこんな感じで、何だかビスケットのおかしみたい。
こういう細部の可愛らしさ柔らかさは大きな空間に影響を与えるんだなぁと感じます。
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手すりは鋳物で作ったような素材感。
こういったところでも工芸の富山らしさを感じます。
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ベンチの座面はアルミ。
アルミサッシメーカーが多くある富山県。(今は多くが合併しているが)
地域色がさりげなく散りばめられています。
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そんな美術館ですが、まだ展示スペースのオープンはされていない。
今は一階で美術館ができるまでのストーリーを見ることができます。
オープンは8月末のよう。
富山にとても楽しい場所ができました。

美術館の楽しみは芸術を楽しむだけではない。
私は美術館併設のレストランを楽しみにしていることも多いです。
今の美術館は美味しいものが食べられる。
この美術館は、オムライスで有名(いや、オーナーの茂出木シェフか?)日本橋たいめいけんが入っています。
富山の食材を使った洋食が食べられる。
そのレポは次の機会に。
洋食は魅力的だなぁと思いました。


by kurashi-no-kobo | 2017-05-29 17:38 | おでかけ | Comments(0)

基本設計から実施設計へ。

設計中の物件は基本設計が終了。
次は実施設計。
ふわっとしたイメージの段階から工事に取りかかれるカチッとした細かな設計に入ります。
この段階はある程度寸法を決めて調整していく段階。
クライアントは2次元からイメージしなければならなかったり、寸法感覚をあてにしなければならなかったり、とても難しくなります。
逆にプロはより鮮明にあらゆることがイメージしやすく、使い勝手などを確認できるようになる。
そんな世界です。
実際工事できる図面になるので、プロ仕様へと移る段階、計画が進んでいる段階といっていいでしょう。
パソコンで全体像を確認しながら、徐々に拡大して確認していく段階。
美容室でなんとなくイメージや雰囲気を伝えたら、あとは美容師さんがハサミの入れ方や切る長さを考える段階。
料理のメニューをみて、注文して、料理人がそのメニューに合わせて食材の大きさやヴォリューム、塩加減などの調味を合わせていく段階。
そんなイメージでしょうか。
頭頂部はこんな感じでハサミを入れて下さい。
とか、塩は大さじ1、醤油と酒は100ccでお願いします。なんて注文しないので、そこはお店の得意とすること、自信を持って提供することで上手い下手が出てくるところだと思います。
一つのベースがそこにあり、ゆるがないところです。
多少、髪の毛の長さはもう少し短くとか、今日は体調あまり良くないので少なめで、味薄めでということがあっても、味そのものをお店の味とは全く別に変えることはしないです。
もちろん、そのお店が良くて来ているのですから当然ですね。
家づくりの実施設計もそんな段階で、設計者に委ねられる部分がとても多い段階になります。
自信を持って提供するために、日々勉強しているのはこのためなのです。
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昨日の打ち合わせで、クライアントさんから言われた一言がとても嬉しかった。
「暮らしの工房に依頼した理由は、自然素材とか家づくりの考え方とか、そういったこともあるけど、何より詳細図面をとてもたくさん書くからです。」
種類は違えど同じ建築系を生業としている方で、そういった方にそういったところを見てもらえたことは、たいへん嬉しいことです。
暮らしの工房の素材使いや家の雰囲気というのは、元を言えばたくさんの詳細図面(時に原寸だったり)があるから作られているのです。
それが暮らしの工房らしさとしてにじみ出ます。
そういった大元を見て判断してもらえたことが、仕事冥利に尽きる。

by kurashi-no-kobo | 2017-05-28 10:02 | 仕事の風景 | Comments(0)

コーヒーミルデビュー。

いつもコーヒーを購入している、NAKAMURA COFFEE ROASTERsさん。
事務所のマメが切れたので出掛けた際に買い付けに。
「今回は早かったですね。」と覚えておいて頂き、そんな配慮がなんだか嬉しいです。
そしていつもにオリジナルブレンドを購入。
いつもお店で挽いてもらっていましたが、今回は豆のままに気づかず。
イヤ、若干気づいていたけど、なかなか挽いて下さいと言えない小心者。
コーヒーミルに興味があったし、ちょうどいい後押しに。
コーヒーミルデビューしちゃいました。
外力がかからないとなかなか行動に移せない性分にはちょうどいい。
挽きたて淹れたては美味しい。のか細かな違いはよくわからないけど、何よりガリガリと挽く感覚がとてつもなく楽しい。
ますますコーヒーが楽しくなります。
淹れているひとときも楽しめるコーヒーって、やっぱり魅了されるわけなんだなぁ。
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by kurashi-no-kobo | 2017-05-27 13:24 | モノコト | Comments(0)

劣化対策。

先週のことですが、ケヤキ下の家では、構造躯体の劣化対策としてホウ酸防蟻処理を行いました。
いくら構造計算をして正しく施工を行っても、構造躯体自体がシロアリの被害にあってしまったら正しい安全は確保できない。
そのため、暮らしの工房ではホウ酸処理を標準仕様として組み込むことに。
人体に無害と言われるホウ酸。
若干他の処理方法に比べて割高だけど、薬剤処理は効果が時間とともに薄まって(揮発)しまう。
ホウ酸なら濡らさない限り(濡れると溶けて流れる)は半永久的。
長い年月で比べれば数万円の差はあっという間にペイするだろう。
家づくりは目先のお金も大事だが、生涯コストを計画してコストをしっかりと考えるべきです。
すべては心地よく快適に暮らすために。
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by kurashi-no-kobo | 2017-05-26 14:12 | げんば | Comments(0)

構造塾に参加。みなさんがいい家をつくるための判断基準。

昨日は新潟市にて、構造塾という木造住宅における構造の考え方の勉強会に参加して来ました。
構造を考えるとは、家の安全を確認すると言うこと。
現在、普通の木造住宅をつくる場合3パターン(3段階の難易度)の確認方法があります。
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構造検討の難易度が高くなればなるほど、安全率が高くなるということです。

まず一番優しいのが、基準法で定められている仕様規定というもので、安全性を判断するもの。
壁の多さやバランス、柱にかかる力などを設計士が計算するものです。
このことを構造計算だと誤解している設計士も多いので注意が必要ですが、違いますので要注意。
木造住宅はこれら計算は絶対にやらなければならない義務規定になります。
しかし、確認申請という行政の審査には、計算書は提出義務がないので、曖昧なまま家をつくっている人もいるのが現実。
この提出義務がないのをわざわざ確認しているから「構造計算している」と勘違いする構図があるのだと思います。
どんな家でも仕様規定の計算は行わなければならない。これは必須です。

その次に難易度が高いのが、性能表示計算で確認する。
耐震等級1、2、3とランク付けされるのがこの段階の計算方法。
簡単に言えば壁の量で決まるランクで、等級1が基準の1倍。等級2が基準の1.25倍。等級3が基準の1.5倍の壁量を持つことになります。
等級の数字が上がるごとに安全率が上がるとイメージ出来ます。
この段階の計算では、壁の量や床の強さなんかを計算するのですが、梁や基礎の仕様は、ある表を基準に決定していて決めるので、いまいち根拠にかけるというのがこの段階です。

そして最高難度なのが、許容応力度計算などを行うもの。
この段階の計算を「構造計算」と言います。
ここでは部材一本一本や基礎の必要強度が計算から導き出されます。
全てに根拠を持つので、安全率はより高くなります。
木造の3階建をつくる時は、この計算が義務になっています。(3階建は危ないのでしっかり安全性を確認してくださいということ)
この構造計算を行なって耐震等級をクリアしていくことが一番安全率が高まる家づくりです。

どこの段階で家をつくるかは正直、業者に委ねられていると言ってもいいでしょう。
プロ(家をつくる業者)でも、具体的に理解していないこと、勘違いしていることが多いと言われています。
木造住宅は経験と勘でつくるもの。とないがしろにされてきた木造住宅の構造分野。
でも、根拠を知らずに経験なんか積めないし、勘なんかあるわけがない。というのが印象的。
そういうのをテキトー(適当ではない)につくるということなのだと。
このことはとてもよくわかる。

やはり根拠って大切だと思って、暮らしの工房では構造計算の段階を採用して安全性を確認しています。


以下は完全に施主目線でのいい家のつくりかたについてのアドバイス。
構造塾主催のM's構造設計さんが一般ユーザー向けに家づくりセミナーを行う時にお伝えしていることに共感しました。

いい家を作るためには完全に業者選びが重要。
家選びをするのは施主次第。
耐震等級を提示しているところは鵜呑みにせずに計算書を見せてもらえ。
計算書が出てこないということは出来ないという判断基準になる。
性能表示も同様。計算書があるかどうかを確認する。
長期優良住宅ができるかどうか?(できるということは計算書をつけて認定してもらっている)

こういったことが、まずちゃんとしている業者かどうかの判断になるとのこと。
中には、長期優良住宅、性能表示同等を謳いながら、勘で根拠なくやっているところもあるようで…

施主は家をつくる時に、ある程度勉強はするのかもしれないが、やはり限界がありプロの言うことには勝てないところがあります。
家づくりの細かなことを学んでもずっと役に立つわけではないのも事実。
業者を選ぶのに最低限の基準を持って考えることが大事だと思います。
その一つが計算書があるかどうか。
根拠を持って家づくりに取り組んでいるかどうかが、いい家をつくるための判断基準になると言うのは、家をつくる業者としてもとても共感するところです。

では、暮らしの工房は…いつでも聞いてみてください(笑)


by kurashi-no-kobo | 2017-05-25 15:47 | 家づくり教室 | Comments(0)

心地よいスペース。

旧齋藤家別邸でとても気に入ったスペース。
一番奥の主人の寝室であろう8畳ぐらいの部屋。
その部屋の一角、アルコーブになっている一畳プラス地袋がついた書斎スペース。
広縁ともつながり、ソトともつながり気持ちのよい特別なスペース。
こういう小さなスペース(1.8m×1.2m)のつながりが暮らしの幅を広げ、住まいの魅力が格段に上がる印象を受けます。
何より人の暮らしが想像出来て、親しみの持てる優しい感じがする。
大きな家でも、こういう小さなスペースの積み重ねが大事だと思いました。
小さなスペースをていねいにつくっていくことが、家づくりにはとても欠かせないことです。
一畳、二畳というスペースを侮らず、大切にしたい。そう思います。
家の大きい、小さいというサイズに関わらず、小さなスペースの積み重ねを丁寧に計画することが、家づくりではとても大切なことだと感じています。
昔の人も、今の人も、財閥のような大富豪も市井の人も、同じ人間。ヒューマンスケールは変わらないということを気づかされました。
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高田公園にある吉田五十八設計の小林古径邸も、とっておきのスペースが小さな書斎スペースだと思います。
小さなスペースの魅力は、無限に広がりを持つ不思議な魅力があります。




by kurashi-no-kobo | 2017-05-25 08:13 | モノコト | Comments(0)

旧齋藤家別邸で開催中「大工道具が語る数奇屋の美と技」

先週のこと。
現場の合間に、旧齋藤家別邸で開催されている(5/28まで)竹中大工道具館監修の「大工道具が語る 数奇屋の美と技」を見てきました。
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素材のあり方や活かし方、技術、哲学、たいへん奥が深い世界。
耳付きの天板がどーん、極太丸太の梁どーんの「どうだ」という民芸品のような荒々しさとは別の、自然と人の慎ましさみたいな繊細な技術と配慮が美しい。
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柱となる木の種類。
磨きや絞り、さび、皮付きなど、人の手が加えられると繊細になる。
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網代になぐり。
素材と人の手が加わると、なんとも魅力的。
あまり数奇屋建築に詳しくないけど、一つ一つの素材の扱い方、技術は感動します。
昨年関西へ行った際に監修元の竹中大工道具館に訪れましたが、テーマが絞ってあるだけになかなか面白かったです。

そんな展示を見終え、旧齋藤家別邸も見学。
福井出身の齋藤家は、北前船などの海運業で財を成した豪商とのこと。
やはり建物自体も西の匂いがして、繊細でとてもセンスのいい建物だと感じました。
別邸ということで、来賓おもてなしの場となった家。
材料自慢のいやらしさではなく、人の手にお金を費やした随所の仕事が、清々しい気持ち良さを感じます。
そこらへんが北方文化博物館との違いかなぁと見ていました。
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旧齋藤家別邸といえば、きっと、庭の眺めなのだろう。
砂丘を利用した立体的な庭園は、緑量を多く感じます。
気持ちがいい。
欄干のデザインも素敵。
2階は落下防止で立ち入り制限する柵をどうにかしたいけど…不特定多数が見にくるということは、安全対策上こうなっちゃいますね…おしい。
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軒先きに設えられた、なぐり加工された木の縁台と手水鉢。
こういったところも気持ちがいいです。
手水鉢ではスズメが水浴びを。
庭「どーん」だけでなく、小さな視点での配慮があるだけで、とても魅力的に感じます。
マクロとミクロのバランスがいい。
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天井などの素材の使い方も人の手が加えられ魅力的なテクスチャーに。
竿縁と素材の組み合わせがとても魅力的。
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細かなかわいい部分も。
障子から透ける絵がハート型。
シブカワミックスっていう感じ?
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庭園の中にある東屋。
丸三角四角。なぐりの柱。
こういうの見つけるとなんだか楽しいです(笑)

平面計画も、部屋のつながりや回遊性、性質など、とても勉強になる大正時代の住まい。
とても気に入ったスペースがあったので、それは次でご紹介。





by kurashi-no-kobo | 2017-05-23 08:18 | おでかけ | Comments(0)

ファーストプランにかける想い。

昨日はファーストプランのプレゼン。
ファーストプランといっても、たたき台ではなく、かなり完成度を詰めてご提案しています。
それはこの基本設計段階で、ほぼ方向性が決まるから。
そして建築のプロ(主に設計をしている人であり、営業マンではない)でない限り、平面プランだけで理解することは不可能なのです。
平面の良し悪しは、ただやりたいことが詰まっていればいいのではなく、人の動き、人の感覚、家具配置、外との関わり、構造的なもの、スペースの役割とつながりなど、すべてをバランスよく配置することが大切。
だから、模型を使って、スケッチを使って、事例を使って、あらゆる手段を使ってあなたのために考え抜いた家を全力でお伝えする。
それがファーストプランのプレゼンテーションです。
家の方向性を決める大事な期間。
これを簡単に済ませたくないと思っています。
プランを見て比較検討したいと思われるかもしれませんが、弊社が他社と比較検討用のプランを出さないのは、この理由があるからです。
比較検討用ののプランであれば、ここまで手を混んで作ることができないし、想いを伝えることは不可能。
プランを作ろうと思えば数時間で作り上げることができるけど、そんな簡単に考えたプランで家を建てたくないでしょ?
比較検討は、見学してみたり、話を聞いてみたりするのが一番だと思います。
暮らしの工房では、ご連絡頂ければいつでも無料相談を行なっているのでお気軽にご相談下さい。
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今回は平屋を計画して住宅地の中でも良好な環境を作り出そうというプラン。
平屋は暮らしやすく伸びやかになる可能性を秘めていますが、2階建でゾーンが明確に別れるよりも難しく、ゾーニングと言われる性質ごとの分配が鍵を握る。
また平屋は屋根が綺麗でないといけない。屋根が整っていない平屋は決して暮らしやすい形になっていないだろう。
屋根を考えるというところからスタートして構造から考え、プランに反映させていくことは、2階建よりも気を使った。
平屋は難しくあり、だけどたいへんいい勉強になりました。
そして出来上がったファーストプラン。
過ごしやすく、自分が住みたい家であると自信を持ってプレゼンテーションできる住まいでした。
平屋はいいなぁ。
可能であれば平屋にしたい。そう思います。


by kurashi-no-kobo | 2017-05-22 08:40 | 仕事の風景 | Comments(0)


新潟県上越市で住まいをつくる暮らしの工房の、家づくり、暮らしづくりのあれこれや日常の記録


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