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家はまちなみ、風景をつくる。

家はまちなみ、風景をつくる。
切妻屋根が無秩序に並んでいる風景は好きだなぁ。
とても素朴で人的というか、暮らし的というか。
純粋さが滲み出て、あたたかみのような空気があって優しい感じがする。
写真に納めるから余計に感じるのかもしれないけど…こんな家をつくりたい。
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風景採取地:直江津

by kurashi-no-kobo | 2018-05-18 11:01 | 上越風景採集 | Comments(0)

暮らしの工房の仕事。

住宅地に建つ伸びやかな平屋の住まいです。
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小さな住まいの中に、必要にして十分、プラスアルファの機能を設けた、伸びやかな住まいです。
シンボルとなるケヤキに開いた小さいけれど伸びやかに感じる住まい。
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生まれ育った家を建て直して2世帯の住まいをつくることになったオーナーさん。前の家とともにお父さんが手を入れ植えてきた庭木は、新しく始まる住まいでも脈々と続いていくところから住まいを計画。ひとつ屋根の下、生活を分離した2世帯の住まいでもそれぞれが気配を感じながら、お互いの邪魔をしない程度につながりを感じらるように計画した2世帯住宅です。
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南面に雑木が広がる緑豊かな環境の立地。その雑木につながるようにダイニングからデッキがのびる。雑木の緑や雪景色にとてもきれいに映える焼杉を外壁に使った住まい。
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-ソトとナカをつなぐ住まい-
時間の経過した密集した住宅地の中に、息苦しさを感じさせずコンパクトでソトと積極的につながりを持つ暮らしをつくろうと計画。ソトもナカもそれぞれがつなぎ合うことで、広がりをつくり、のびのびと暮らせる環境をつくろうとした住まい。
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-稜線を望む住まい-
新興住宅地の中で、遠くに稜線を望むことが出来る敷地。例外にもれず家がひしめき合う環境の中で、遠景と近景を取り入れて住宅地を感じさせな住まいをつくろうした住まい。
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-つなげあう高原の住まい-
増改築を繰り返してきた住まいを、断熱補強、耐力補強し、暮らしを整えて、高原のいい環境を家の中に存分に引込ました。あたたかく、家族がそれぞれ適度な距離をつくりながら、ゆるくつながっていくようにいろいろとリフォームした住まい。
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-つながる住まい-
2方向の道路に面した団地内に建つ。庭を介してうちとそとをつないだり、たくさんの心地よい居場所をつなぎ合わせることで、適宜自由に暮らしの距離を調整できる住まい。
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―新旧馴染み合う家―
断熱、自然素材化リフォームをしながら、家族の変化に合わせて減築を考えて暮らしを整えたリフォームしたすまい。大きな家から終の住処へと変化させました。
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―ゆっくり暮らす家―
インナーガレージの3階建て。見晴らしのいいロケーションの中にあり、外と気持ちよくつながる住まい。
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―のびやかに暮らす家―
新しい造成地の中から田んぼとつながる奥に開けた変形敷地を選択。田んぼとのつながりが家の中と一体となり、のびやかに暮らせる住まい。
「ハウジングこまち2014冬春号」巻頭特集、建てるなら、小さな家 掲載
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―心地よい居場所のある家―
団地内に建つ住まい。L型の住まいは閉ざされた敷地の中でも外とつながり、居場所をたくさんつくり、小さくても心地よく大きく暮らせる住まい。
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暮らしの工房 岡沢公成
住所:〒942‐0082 新潟県上越市国府3-6-35まほろば館Ⅱ-A
TEL:025‐512‐7546 FAX:025‐512‐4182
Mail:kurashiko@kurashinokobo.com

by kurashi-no-kobo | 2018-05-16 10:01 | 施工例(新築・リノベ) | Comments(0)

サクラ下の平屋。

サクラ下の平屋は、新興住宅地と既存住宅地の境が立地環境。
既存住宅地の隣家には大きな桜の木が一際目立つように存在し、新旧の住宅地の緩やかなつなぎ役を担っている。
そんな桜の木の下、住宅地でものびやかにおおらかに暮らすことのできるように平屋の住宅を計画したのが、サクラ下の平屋のコンセプト。
3棟をコの字で繋ぐことで出来る中庭空間によって、ひしめき合う住宅地の中でも適度な距離感をもつ外部空間をもつことで、ウチとソトの程よい距離感をつくりだし、のびやかに居心地のいい環境をつくった。
平屋特有ののびやかさと、暮らしやすさをつくりながら、まちのつながりを求めつつ、許容応力度計算による耐震等級3、断熱性能を示すUA値0.36と北海道の性能基準(UA値0.46)を優に越す高性能を性能で、安心と快適性を手に入れた住まい(長期優良住宅認定。)
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角地に建つ環境。各棟のズレをつくることで、交差点の緩やかな干渉と住まいとの距離感をつくっている。外壁はシラス火山灰を利用した「そとん壁」を採用。
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桜を背に建つ平屋は、住宅地の入り口、接点としてふさわしい存在に。さりげなく品のいい佇まいをつくることで、住まい環境の向上を目指している。
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カーポート越しに格子を通して中庭が顔を出す。玄関は道路から丸見えにならないような配慮で雪、雨対策や暮らしやすさをつくりだしている。
中庭に植えた植栽が時間とともに桜とともに屋根越しに現れることに期待。時間の経過が楽しい住まい。
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既存の住宅地から新興住宅に向かって。平屋であることでまちが優しい雰囲気になっている。
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内部。中心となるダイニングは和室、ソファスペース、キッチンと程よい距離感で繋がる。サクラ下の平屋の、平面の特徴が現れた配置。
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和室、ソファスペースのコーナーは窓が設けられ、対角線上に視線の抜けをつくることで伸びやかな空間をつくりだしている。
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ダイニングからソファスペースへ向かって。高い天井と低い天井を持つ空間で緩やかに空間を分けている。
右のベンチ下に床下エアコンがある。ベンチをつくることで居場所を設けながら、設備との融合を図る。
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低い天井のソファスペース。コーナーに窓を配置して抜け感と落ち着きをつくる。
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ソファスペースからダイニング方向のつながり。
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ソファスペースから各スペースのつながり。キッチン、和室とつながり、家具でスペースが仕切られる。
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玄関からの動線を分ける。メインのダイニングとキッチンへ向かう動線を分けながら回遊動線をつくり、使いやすく止まりのない動線に。
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キッチンは定番のオリジナルキッチン。キッチンを家具として扱うことで、スペースと仕切ったり、使い勝手を変更したり、動線をつくったり出来る。
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キッチン脇のデスクスペース。和室とのつながりの干渉スペースも兼ねて、仕事をこなすスペースになる。
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和室はゲストルームを担うゴロ寝スペース。
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和室からダイニングをみる。
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メインのダイニングへ。玄関入り口から正面。右奥が和室、左奥が水回り、子供室、寝室などのパーソナルスペースへと繋がる。
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ダイニングの見返し。正面は玄関へ。アーチ上のヴォールト天井が優しい空間をつくり、左側のキッチンとは家具でしっかりと仕切られながら緩やかにつながりを持つ。
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ダイニング。障子のソトが中庭。将来的にサクラ見のデッキがつくられる予定。
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窓を開けるとコの字に配置された棟がソトで繋がる。建物内から建物内を見ることで、奥行きをより感じることができ、伸びやかさが生まれる。
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水回り、寝室へ行くためのエンガワスペース。一面が中庭に面し、全面窓になるので半戸外空間をつくりだし、離れのような寝室になるように。
奥が寝室の入り口。右が洗面脱衣室、浴室。
このスペースはサンルームとして活用。寝室入り口側にクローゼットがあり、洗濯、干す、仕舞うを効率よく行うことが出来る。
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エンガワスペースの見返し。
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洗面脱衣室、浴室。
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寝室。アーチ上のヴォールト天井で柔らかい空間、柔らかい光をつくり、ふわっとした柔らかい心地よい目覚めが出来るように空間を設えた。
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玄関スペース。右に在宅勤務用のスモールオフィス(SOHO)を持つ。
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SOHOはザックリとラワン材によって構成。風合いの変化を感じやすい好きな素材の一つ。
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住宅地に建つサクラ下の平屋。住宅地内にほとんど存在しない平屋でありながら、異質感を感じさせず、佇まいの良いプロポーションになり、落ち着いた住環境の形成の一役を担っている。
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スナップ的に。夕景のダイニング。
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デスクスペースの活用。
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エンガワスペースで中庭を眺めながら夕涼みの出来る暮らし。
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中庭に鎖どいのエンスイ(タニタハウジングウェア)を採用。雨の日に雨が流れる様子を楽しめる風情を持つ。ソトと関わる、自然と関わる暮らしの上で、雨の日が楽しくなるアイテムを取り入れる。
雪国の場合、屋根に雪があり晴れた日にも雪解け水が鎖どいに水が伝う。青空と雪のコントラストを楽しみながら、チロチロと美しい水音を響かせる鎖どいを眺めることも、雪国で暮らす一つの楽しみになる。




暮らしの工房 岡沢公成
住所:〒942‐0082 新潟県上越市国府3-6-35まほろば館Ⅱ-A
TEL:025‐512‐7546 FAX:025‐512‐4182
Mail:kurashiko@kurashinokobo.com

by kurashi-no-kobo | 2018-05-15 12:01 |  サクラ下の平屋 | Comments(0)

野尻湖ホテルエルボスコ。

休日の目と心の栄養補給は、黒姫を後にして野尻湖へ。
野尻湖ホテルエルボスコのラウンジで読書でも、と。
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いつ来ても気持ちのいい場所、気持ちのいいホスピタリティ。
新緑の季節は雨がいい。
透明感のある新緑が、より一層美しく感じる。
水を得て、生命力がみなぎる感じを受ける。
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貸切状態のラウンジでコーヒーを。
とメニューを見たらシフォンケーキに食いついてしまい、体の栄養補給も…シフォンケーキも美味しいのだけど、生クリームがさっぱりとして好みで美味しかった。
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ホテルにもいつか泊まって見たいと思うけど、近すぎるんだよなぁ。
と、平面図が飾られているのを見ていてこのうねりの軸線はどこからくるんだろうと疑問に思っていた。
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スケッチを見たら半島の地形に沿ってだろう。
なんか考えているスケールが違う…けど、こういう着想は参考にしなければ。

エルボスコで一番好きなところは、実は細かな演出。
エントランスへ向かう途中にさりげなく見えるレストラン。
植栽をコントロールして木立に浮かぶレストランが見える。
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なんかにくい(笑)

by kurashi-no-kobo | 2018-05-13 22:53 | おでかけ | Comments(0)

いわさきちひろ黒姫山荘。

家族が出かけて一人の休日。
少し羽を伸ばして目と心の栄養を取りに。
黒姫高原童話館にあるいわさきちひろ黒姫山荘へ。
この建物、好きです。
今回は一人だし、誰もいないし、思いっきり実測。
4間角に回遊動線の平面がとても参考になる。
何と言っても雨の中の新緑が美しすぎる。
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いい空間に身を置いて思いふける、感じ取ることは最高にリフレッシュできる。
これが仕事に活かせる機会があればもっと最高だ。
今回考えたことはいつでも出せるように引き出しの中へストック。


by kurashi-no-kobo | 2018-05-13 14:13 | おでかけ | Comments(0)

地震に負けない家づくり。

西本町の家は基礎工事も中盤。
型枠が組み終わり、アンカーボルトと言われる柱と基礎を繋ぎとめておく金物のチェックを。
このアンカーボルトはとても重要で、地震時に建物が揺らされた際に、耐力壁と言われる地震に対抗する力が強い部分の柱に大きな上へと引き抜かれる力がかかる。
本を縦に置いた場合に左右に揺らすと両端が浮き上がる。そんな状況。
その柱を浮き上がらせないようにしっかりと基礎とつなげるのがホールダウン金物と言って、アンカーボルトに取り付く。
現代の地震力に耐えようとする住宅ではとても重要な金物です。
古い建物も住まいとして使うのであれば、断熱性能と並行して重要な役割を持つものでやっておきたいこと。
家の事故で死なないために、断熱性能と耐震性能は重要で、命に直結する重要な役割。

柱のどの箇所に引き抜きの力がどれぐらいかかるのかは、構造計算をするとわかりますし、4号特例(一般的な住宅は審査しません。と言う特例。設計者が計算して判断するのは当然でしょ。っていう性善説に基づいた特例)でも、引き抜きも計算や壁量、バランスの検討はしなければなりません。
暮らしの工房は構造計算を基に必要な箇所を設計しているので、基礎屋さんがセットし終えたらチェックを行っています。
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今日、ちょうどこの写真を撮っている時に、ケータイから長野北部に強い地震の緊急速報アラームがなりました。
久しぶりの緊張感に、あたりを見回すとゆっくり電線が揺れている程度。
はっきりと揺れを体感しなかったけど、散歩中の犬はしゃがみ混んでいました。
揺れの強かった地域の被害がないことを願います。

地震はいつ何時やってくるか予測不可能なもの。
それでも人の命は守らなくてはなりません。
目の前のイトーヨーカドーでも館内放送で緊急速報が流れていました。
地震の際に命を奪う要因として、建物倒壊が大きな要因になります。
だからこそ、潰れない家を作らなければならない。それが住宅に携わる者の使命です。

昨日、西本町の家の構造材打ち合わせをしている中で構造計算の話になりました。
世間ではまだまだ構造計算の認識が甘いのが業界の現状のようです。
それには、構造設計費がかかったり、時間がかかったり、下手な設計では費用が増大する結果しかもたらさない故に敬遠されているのが、大きな原因と推測します。
誰のため、何のための家づくりかを、今一度考え直す必要があるのだと思います。
だからこそ、暮らしの工房は構造計算、耐震等級3を当たり前にして住まいを提供するのです。



by kurashi-no-kobo | 2018-05-12 13:31 | げんば | Comments(0)

直して良くなる。金継ぎがしたい。

事務所で使っているお気に入りのカップ。
以前、東京・阿佐ヶ谷にある「ひねもすのたり」へ行った時に衝動買いした器。
作家さんの名前は忘れてしまったけど、銀彩が施され、ボテッとしたフォルムに親しみが湧き、とても馴染みのいい器。
人懐っこいデザインと少し凛とした感じが気に入っている。
こんな自然体で居られるカタチの家をつくりたいなぁと参考にしています。
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洗い物中に食器が手から滑り落ち欠けてしまった。
やった瞬間はショック…
金継ぎしたい。といろいろ探してみた。
金継ぎすることで少し新しい表情になる。
より愛着が湧く。
より馴染みのいい自分の器になる。

なんか、こんな器のような家がやっぱりいいな。

昔からの方法の中には優れたモノがたくさんある。
いろいろな直し方が粋。
生活道具から学ぶことがたくさんあります。

時間を見つけて金継ぎにチャレンジすることをやりたいことの一つに加えておこう。
誰か一緒にやりたい人いませんか?笑

by kurashi-no-kobo | 2018-05-11 10:25 | 日常 | Comments(0)

バージョンアップの成功と失敗。

今日は西本町の家の第三者機関による基礎の鉄筋検査。
現場で検査待ちの間、現場近くの行きつけのパン屋さんの塩アンパンを食べながら到着を待つ。
幸せな現場(笑)
パンとコーヒーの香りは幸福感に包まれる。
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検査は滞りなく終わる。
西本町の家は許容応力度計算の耐震等級3。
各物件で設計に合わせて基礎形状、配筋形状が変わるので、過不足ない構造体を心がけています。
ここ数物件で耐震等級3が感覚的に難しくないと思ったので、特殊条件でない限りは耐震等級3を標準仕様にしています。
一年ちょっと前に作成したパンフレット(まだ手元にない方はお気軽にお問合せ下さい。)には、耐震等級2を標準仕様にしていましたが、この一年でバージョンアップ。
安心で快適によりよく暮らすためのバージョンアップは常にしていきたいと思います。
自信のある住まいを提供するために、日々進化です。

逆にバージョンアップして不要な機能や使い勝手が悪くなる事って、いろいろな所で多々ありますね。
実は私もそんなバージョンアップを経験しています。
それを連休中に大工さんと修正してきました。
その失敗バージョンアップは、2枚を引き込む障子。
暮らしの工房の家に必ずある障子。
引き込んで大きくソトとつながるための大事なツール。
こういった箇所に並々ならぬ設計エネルギーを注ぎ込んで暮らしの工房の家はできています。
そんな箇所で起きた失敗バージョンアップ。
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今までの住まいでメンテなどで訪問する時、大体障子の前後が逆になり、戸袋の中が見える状態になっていたのが気になっていました。
見つけると「障子を前後逆にすると見えないですよ。」って直していました。
きっと設計者しか気にならない部分かも…

と、気になる部分をどう修正したらいいか試行錯誤したのち、障子が逆にならないように片方を途中で止めてしまおう。と思ったのが2本障子引き込みのバージョンアップ。
中途半端な開け閉めは障子一本でなんとかなるし、課題もクリアできそうだな…ムダな溝もなく見た目もいいぞ。シメシメ…なんて思っていました。
始めのうちはうまく機能していました。
でもやっぱり暮らしの中で逆に引きたい場面も出てくるようになり、それが頻繁になり、溝を延長することに。
窓自体が引き違いだから一方通行では使い勝手はあまり良くなかったみたい。
バージョンアップは上手くいかなかった…
これが失敗バージョンアップ(苦笑)
ということで暮らしに合わせてアジャストしてきました。
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要らぬ機能だったのか…まだまだ策が練り足らないのか…
トライ&エラーを繰り返しながら常に進化していく会社でありたい。

実はこの作業、簡単なようで何気に難しい。
大工さんは苦心してやって頂きました。
そんな難しい仕事をしている傍、私はお子さんたちとウォーリー探し(笑)
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雑木にひらく焼杉の住まいは、本当に緑豊か。
焼杉の黒に新緑が美しく映える。
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焼杉の経年変化も、ただ塗装が落ちたのとは違い浮造りになり、これはこれで魅力に溢れています。
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by kurashi-no-kobo | 2018-05-09 15:10 | 仕事の風景 | Comments(0)

道具について考える。

休み中はゆったりとした時間を過ごしました。
能作の片口に輪島塗、赤木明登さんのぐい呑。
これは私が至福の時間を過ごすための必須道具。
それに富山で買ってきたつりやのホタルイカ沖漬けをアテに。
それと言った趣味を持ってないので、こういうゆったりとした時間がいい気分転換。
そして、これら酒器を使ってからというもの、お酒の量もこれで満足してしまい、お酒の量がだいぶ減った。
美味しく満足できる時間を与えてくれるモノこそ、道具の真骨頂なのだと思えるようになる。
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ミニマリストという言葉が流行ってから時間が経つけど、ミニマリストというのはモノを持たないのではなくて、不要なものを持たず厳選して必要なモノ、いいモノを持つということだと思っています。
収納量がどうとか、生活感がないの前に、厳選されたいいモノの中で、永く使っていけるモノと寄り添う暮らしがいいのではないか。
大量生産、大量消費、大量廃棄とは逆の暮らしを目指してみると、心が安らぐ豊かさを感じられると、これら道具を使っていると感じます。

私は昔から100円ショップがあまり好きではない。
その理由を休み中思い巡らせていたのだけれど、まず、100円ショップで欲しい、必要なモノは、大体他のお店(スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなど)にもあり、100円以下で買えてしまうことが多い。
じゃあ、100円ショップの価値ってなんなのか?
その価値は、ちょっとムダなモノ、無くても困らないモノ(これを便利グッズと呼んでいる)で100円だから試しに使ってみるか…という所に価値があるのだと思う。
テレビで海外に100円ショップの便利グッズを紹介する番組をやっていたけど、おにぎりを丸に簡単に作れる道具を紹介していた。
無くても困らない道具だし、きっと500円ならいらないけど100円ならいいか的な用途の道具。
使い方は工夫次第なのかもしれないけど、単一用途であまり出番が多くない道具。
絶妙なところに仕掛けてくるのが100円ショップの価値だと思った。
こういうのを数多く揃えていくと、家の中モノに溢れた状態になる。
また、一つの道具で一つのコトを得るというのが、あまり好きではない理由なのだと思った休日。

家づくりにも似た思想が入れ込まれている気がする。
単一用途で家づくりをしていくとどうしてもムダが多くなるから好きじゃない。
家もモノの一つ。道具の一つ。
ムダをなくす事で小さく豊かになっていく。
その中でいい材料やいい手仕事が残った時に、家は心地よい時間を与えてくれる道具になる。
そう感じとれる家づくりを常に目指していきたい。


by kurashi-no-kobo | 2018-05-08 08:32 | 家づくり教室 | Comments(0)

看板のない工務店。住宅現場のアピール手段。

西本町の家はとてもわかりやすい場所。
地図が無くても地元の人なら口頭で場所が説明出来る立地。
オーナーさんも、とても目立つ場所だから看板とか出してどんどんアピールしていいですよ。と言ってくださる。
ありがたい現場です。
が、しかし、現場の看板なんて持ってない。
現場看板もつくりたいとは思うけど…今は小さな建築確認看板のみ。
ということで、足場が建ったらスクリーンを張るということで、平常運転です。
いや、特別に2枚(同じやつ。笑)張り出してたっぷりアピールさせて頂きます。
あとは完成したら一味も二味も違う建物が最大のアピール。
そのために心地よさが溢れる住宅としての在り方をしっかりと示したいと思います。
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住宅現場といえば道路脇に現場までずらっと並べられた、社名の入った捨て看板をよく見かけます。
自社現場の場内であれば問題無いと思うのですが、道路上に無許可は明らかに違法です。
道路を走っていて同業だからかとても目に付くし、キレイなものではありません。
週末の見学会ともなれば道路はノボリだらけだったり、ヘタしたら数キロ先からなんてツワモノも。
業界としてとても良くないことだと思います。

暮らしの工房は看板を出したことがないけど、あれってなんの意味があるのだろうと思います。
業者さんへの道案内なら前もって地図を渡しておけばいい。
通行人への宣伝効果なら、違法な会社だなと思われて逆効果ではないのか?
捨て看板や見学会での道路からの看板、ノボリ誘導はやらない主義なので効果のほどはよくわからないけど、家づくりはまちづくりだと思っているので、確実に景観を阻害しているのでやっぱり良くないよね。
だからやらない。
そんなことしなくても、暮らしの工房をよく見てくれている人は見学会参加の際、「ブログ見てて大体あそこら辺だろうなぁと検討ついているので案内図は大丈夫です。」と言ってくれる感動的な方もいらっしゃる。感謝です。
だから現場アピールはブログで思う存分アピールさせて頂きます。

きっと、一般常識としてあれが良くないモノだと広まっていれば、あの捨て看板の持つ意味も、道順にずらっと並べられたノボリも無意味、悪循環なものへと変わっていくのだと思います。

それでもいい加減事務所のサインは取り付けようと思います。
初来店の方への不安感がハンパないようなので(笑)
看板のない工務店より。

by kurashi-no-kobo | 2018-05-02 16:17 | げんば | Comments(0)


新潟県上越市で住まいをつくる暮らしの工房の、家づくり、暮らしづくりのあれこれや日常の記録


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